(2022年12月実績)譲渡益と配当金

不労所得

遅ればせながら新年あけましておめでとうございます!
恐妻投資家すこんぶです。

皆さんはどんなお正月をお過ごしになりましたか? すこんぶは年末に食道炎になり、グルメもお出かけも全く楽しめずに静養しておりました。健康は何よりも大事ですね…。

さて、毎月の不労所得をご報告するこのコーナー。
12月の実績と総評、さっそくいってまいりましょう!

以下では「譲渡益」「配当金」という言葉を使っています。この言葉を初めてご覧になられる方は、まず下記リンクの記事に目を通してから、本記事を読み進めていただくとわかりやすいと思います。

2022年12月の実績

  • 譲渡損:-214,886円
    <内訳>国内株:-193,838円、米国株:-21,048円
  • 配当金:15,202円

☆損失=-214,886+15,202=-199,684円

すこんぶ
すこんぶ

えええ!? 一体どうしちゃったの?
というくらいの結果ですね。でもこれはあえて作った損失なのです。

総評

昨年12月の大きな出来事といえば、日銀による金融緩和政策の修正発表です。
“マイナス金利政策”という言葉が記憶に新しいことと思いますが、この言葉に象徴されるようにこれまで日銀は景気浮揚策として、異次元の金融緩和を実施してきました。

すこんぶ
すこんぶ

ざっくり説明すると、金融緩和(金利を下げる)により企業が融資を受けるためのハードルをがっつり下げる。そして企業が借りたお金をもとに事業投資を活発化し、業績を上げ、従業員の給料を上げ、消費を活発化し、ひいては景気が良くなるようにしたかったんですね。

さて、12月の金融緩和政策の修正がどんなものだったかといいますと、これまでがっつり下げていた(長期)金利の上昇余地を認める、というものでした。

すこんぶ
すこんぶ

??

つまり、事実上の金融引き締めではないか。市場はそのような反応を示したようです。
金融引き締めが起こると、金融緩和とは逆になりますので、金利が上がることで加熱した経済を抑える効果があります。

すこんぶ
すこんぶ

細かな説明は省きますが、株価の動きにとってはマイナスとなります。

前置きが長くなりましたが、以上の理由から12月にはすこんぶの持ち株の株価は軒並み大きく下落。
さらに悪いことには、日銀の発表により円高が急激に進行し、米国株の円建て評価額は下落。そこに株価の下落効果も相まって、-30万~-40万円に及ぶ大きな下落に見舞われました。。

すこんぶ
すこんぶ

そんなわけで、国内株も米国株もズタボロでした…。。。

12月はわずかながらボーナスも入りましたが、株価の下落分のほうがはるかに大きかったですね。涙
最終的に、2022年12月末の総資産額は前月比-21万円の約1,486万円でした。。。トホホ

節税目的での損切を実施

ところで、12月なので年度末。一年間の損益を確定し、年明けの確定申告を経て納税の準備に向けて動き出す頃でもあります。

すこんぶは、2022年の1年間は株でそこそこの利益を出しており、「このままだと納税額がかなりいくな…。」という実感がありました。
税金は譲渡益(売買で得た利益)に対して発生するものなので、損切して利益を減らせば、税金も減ります。このように節税目的で21万円分もの損失を計上しました。

損失を出すのでネガティブなイメージもあるかもしれませんが、12月時点でパフォーマンスの悪い銘柄をある程度清算したことで、まとまった投資資金を作ることもできました。そう考えると、決して悪いことばかりではありませんね!

すこんぶ
すこんぶ

あえて損失を出す、こういうことだったのですね! ちなみに、年末までに節税目的でこのような清算を行うことをタックスロス・セリング(Tax Loss Selling)といいます。株でこれから大きく稼いでいきたい方は、覚えておくと良いと思います。

損切した分を無駄にしないためにも、2023年の投資戦略をしっかり立てて、投資を続けようと思います。
では今回はここまで。今年も恐妻投資家すこんぶの株ログをよろしくお願いいたします!

(おわり)

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